先週、いつもの多汗症の薬を処方してもらいに、皮膚科へ行ってきました。
※この記事はあくまでも私の個人的な感想です。
今回、処方して頂きたかったのは
- ラピフォートワイプ
- プロバンサイン
プロバンサインは飲む多汗症治療薬ですです。
神経伝達物質であるアセチルコリンの働きを妨げる、『抗コリン薬』の一つです。
プロバンサインの良いところ
- 保険適用の多汗症治療薬である
- 1回1錠、1日3回服用できるが、作用、副作用により減らすことも出来る
プロバンサインの欠点
- 冷所保管(冷蔵庫に入れていました)のため、旅行や帰省時に困る
- 部分的に(私の場合は特に手足)汗を押さえたい所にピンポイントに効果を得ることが難しい。
- 多汗症に対してメインの治療薬ではなく補助的な治療薬であるため、効果は緩やかに感じる。
(1日朝1回しか服用しなかったからかもしれません。)
今まで私は、ラピフォートワイプ(脇)、プロバンサイン、塩化アルミニウム(脇には20%、手足には30%)を使用していました。
これだけしても、「汗、気になりません!」とは言えませんが、効果は実感しています。
そして、夏の汗を抑えることにより、冬の汗は治療をしなくても比較的落ち着いていた気がします!
そして、5月より汗ばむことが多くなったので今季の治療を開始したのですが…
6月より、新薬『アポハイドローション』というのが出たそうですヾ(*´∀`*)ノ
アポハイドローション
日本初の保険適用の手掌多汗症に対する抗コリン薬です!!
待ってました~!!!
ラピフォートワイプやエクロックゲルが出たとき、「手掌用はないの?」とずっと思っていたんです!
1日1回、就寝前に5プッシュ分を両手に使用します。
1本で7日分、まだ出たばかりなので、処方は多くても14日分(2本)です。
ラピフォートワイプもアポハイドローションも抗コリン薬で、さらに抗コリン薬のプロバンサインを服用するのは、副作用が強く出ないか心配なため、しばらくプロバンサインはお休みすることにしてみました(^^)
ラピフォートワイプとアポハイドローションを併用して1週間が経ちました
徐々にですが、効果は実感しています!
喉の渇きを感じやすい気もしますが、最近気温や湿度が高いので抗コリン薬の副作用なのかは分かりません。
不快なほどの喉の渇きではありません。
痒みや皮膚の炎症も今のところはありません。
人と会う予定のある日は、さらに塩化アルミニウム溶液を使用しています。
アポハイドローションは常温で保管が可能なため、旅行や帰省にも持ち運びがしやすいのも嬉しいです♪
【おまけ】イオントフォレーシス通院の記憶
実は9年前、イオントフォレーシスで治療していたこともあります。
イオントフォレーシスも、とても効果が高かったように記憶しています。
しかしながら、イオントフォレーシスにもデメリットもあります。
- 導入している皮膚科が限られている
- チリチリ、電気が流れる感じが苦手な方、痛みを感じる方もいる
- 週1で5~10回ほど通う必要がある(子供連れで行ったため通院が続かなかった)
- 10~20分ほど(正確な時間は忘れました)ジーっと手足を浸しておくのが少し辛かった
高額ですが、皮膚科への通院費を考えれば買った方が安く済むかも?
でも各部位15分~20分ほどかかるそうなので、少し面倒だなと思いました(;^_^A
おわりに
かなりの多汗症で、治療を長年探し続け、治療を試している私個人の感想です。
足汗に関しては、①室内では常に靴下着用②たまに塩化アルミニウム溶液(30%)使用で対応しています。
治療の効果や副作用には個人差がありますが、少しでも参考になれば幸いです。
治療の選択肢が増えたことは本当に嬉しいです!
悩まれている方は、皮膚科で相談してみることをお勧めします!